爪剥離とは、爪が浮き上がりピンク色の部分(爪床)が剥がれてしまう病気。
症状の重さは人によって異なりますが、爪の中央部分から爪先にかけて起こるケースが多いようです。
爪剥離になってしまったところは、白や黄色に変色したり、
患部から出血して痛みを感じたりとさまざまな症状があらわれます。
どうして爪剥離になるの?
爪剥離は、かぶれなどの接触皮膚炎やカビの一種であるカンジダの感染が原因で起こる症状です。
その他にも尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)という病気で、爪剥離を伴うことも。
外因として、爪と爪床の間に異物が挟まってしまうなど、指先で細かい作業を行う人に発症するケースが多いようです。
例えば鉛筆の芯やボールペン、料理をしている際に貝殻や魚の骨などが原因になったりします。
また、爪剥離はネイルで頻繁に使用するマニキュアや除光液、洗浄力の高い洗剤による刺激などでも発症してしまう可能性があるのです。
セルフでジェルネイルをする人が最近多くなってきていますが、オフする際に専用のリムーバーを使わずに無理やり剥がしてしまうと、
爪に負担をかけてしまい爪剥離の原因になりかねません。
改善法と予防法は?
残念ながら、一度剥がれてしまった爪は、元に戻すことができません。
そのため日頃から正しいネイルケアをして、爪剥離を防ぐことが大切です。
ここでは、爪剥離の治療法と症状を進行させないための予防法について紹介していきます。
①外因性爪剥離
外因性の爪剥離は、主にマニキュア・洗剤・異物などの使用が原因。
そのため、まずはそれらの使用を控えることが大切です。
外傷で爪が剥離した場合は、傷口を流水でしっかり洗い、消毒して清潔にしましょう。
そのまま放置しておくと傷口から細菌が感染してしまいます。
消毒したあとはガーゼや包帯で患部を守り、新しい爪が生えるのを待ちましょう。
②カンジダ感染症が原因の爪剥離
カンジダ菌は、湿度と温度が高いところに生息します。
特に水仕事の後、手指や爪が蒸れていると要注意。
すぐに乾燥させてください。
もしカンジダ菌に感染したらすぐに病院へ行き、飲み薬や塗り薬を処方してもらいましょう。
③紫外線が原因の爪剥離
紫外線が原因の爪剥離は、とにかく太陽に爪をさらさないことが大切。
外出する際は、UVカット効果のある手袋を着用しましょう。
まずは手の扱いに気をつけて、清潔に保とう
爪指先は外部からの刺激を受けやすい部分でもあるため、爪先から根元部分に進行していくことも。
爪に異常を感じた場合は、すぐに対処するようにしましょう!
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