爪がでこぼこになる原因って?
ネイルを塗る時に爪のデコボコが気になることはありませんか。
デコボコだと、ネイルの仕上がりや持ちが悪くなってしまいます。
爪は健康のバロメーターともいわれていて、爪の健康状態で自分の身体のことがわかります。
どうして爪がデコボコになってしまうのか、その原因を今回ご紹介します。
爪は健康のバロメーター。爪がデコボコになる原因
爪は、1日に0.1mmほど伸びるのですが、
生えてくる時に何らかのトラブルがあると線が入ったりデコボコになるといわれています。
こんなに硬い爪がデコボコになるくらいのトラブルとはどのようなものがあるのでしょうか。
- 加齢によるデコボコ
爪のデコボコは、10~20代の頃はあまり見られなかったのではないでしょうか。
爪も皮膚の一部ですから、加齢によって水分が足りなくなってくると肌が衰えるのと同じように、
爪もデコボコしてしまうのです。
特に目立つのは縦線です。40代以降になると栄養や水分不足から、縦のデコボコが目立つようになります。
- 乾燥によるデコボコ
若くても爪にデコボコが出ている人、特に冬になるとデコボコが出やすく、
爪が割れたりする事もある人は、乾燥が原因です。
爪の水分、油分ともに足りていないので、乾燥肌になると小じわが目立つようになるのと同じことです。
- 栄養不足によるデコボコ
爪は肌や髪と同じ。栄養が足りないことでも潤いが不足して、デコボコが出やすくなります。
特に栄養不足の時に出やすいのは爪の横線。横にデコボコになっているときは、食生活の見直しが必要かもしれません。
- 爪への負担
爪の根元をぶつけたり、間違ったネイルケアで爪に負担をかけていると「爪母」を傷つけてしまい、
爪がデコボコになってしまうことがあります。
刺激の強い除光液なども爪の乾燥につながりますね。
足の爪がデコボコになっているときは、伸ばし過ぎの可能性があります。
爪が足の指よりも前に出てしまっているので靴の中で押し付けられて、爪に大きな負担をかけてしまいます。
- 冷えなどの血行不良
女性の場合は冷え性による血行不良で、酸素や栄養が爪まで行き渡らず乾燥してしまうことがあります。
身体が冷えていないように感じていても、水仕事などで手先だけ冷えてしまっているために、
その影響が爪に出ているかもしれないですね。手が冷えやすい人は特に注意です。
- 甘皮の削り過ぎ
甘皮を無理に取ろうとして爪の根元をグリグリしたりしていませんか。
また、本来は少し残さないといけない甘皮をとりすぎて爪が乾燥してしまったことが
デコボコの原因になっているかもしれません。
甘皮は爪を保護する働きがあるので、摂り過ぎは禁物です。
身体の異状を知らせるサイン
爪は身体に何らかの異常がある時に、デコボコになってそれを知らせてくれることもあります。
どの指の爪がデコボコになっているかによって、症状がわかるといいます。
- 親指:ストレス、疲労
- 人差し指:肌のトラブル
- 中指:尿酸過多
- 薬指:気管支系のトラブル、眼精疲労
- 小指:神経痛
あくまでも目安ですが、特定の指だけがデコボコになっている場合は注意した方がいいかもしれません。
爪は本当に健康のバロメーターなのです。
精神的なことが原因でも爪にデコボコが出来ることがあります。
ストレスや体調不良が続いていると、爪にも栄養が行き渡らなくなります。
考えてみれば当たり前で、ストレスがたまるとお肌の調子が悪くなったりしますよね。
それと同じことで、爪にも心の症状が現れるんです。
何か思い当たることはありましたか?
心当たりがあれば、日々の生活習慣を見直してみてくださいね。
次回、爪のでこぼこ解決法についてご紹介します。