前回手荒れの原因を何点かご紹介しましたが
今回は症状別に対処法をご紹介していきますので
どの種類の手荒れに当てはまるのかを理解して、その対象法をぜひ試してみてください♪
手荒れの種類① 乾燥、キメの乱れ、赤み
ひりひりカサカサ、肌が赤くなった手荒れは
手の乾燥、油分の不足で起こります。
カサカサすると思ったときには既に、肌の乾燥は進行しています。
手が乾燥する代表的な原因は食器洗いです。
食器用洗剤はお皿についた油をしっかり落とす目的があるために洗浄力が強く、
食器洗いをしながら肌の油分も落とすデメリットがあります。
肌に優しい洗剤としても、食器洗いをするときはゴム手袋の着用をおすすめします。
【乾燥、キメの乱れ、赤みの対策】
・食器洗いはゴム手袋着用する
・ハンドクリームを必ず塗る
・ハンドクリームの正しい塗り方を実践する
・夜寝る前のハンドクリームは油分が多いものを使う
手荒れの種類②あかぎれ、ひび割れ、かゆみ
もともと手のひらの角層は顔よりも厚いため、皮脂が出にくく乾燥しやすいという特徴があります。
そのため、乾燥が進むとまずひび割れになり、かゆみが生じます。
これがひび割れになるメカニズムです。
さらに乾燥が進んでひび割れが深くなると、皮膚の角層下の真皮が破れた状態になってしまいます。
痛みを感じ、出血を伴うようにもなり、これが、あかぎれと呼ばれる状態です。
あかぎれが起きる大きな原因には空気の乾燥のほか、
水に触れた後のケア不足によって引き起こされる、肌の水分・油分・栄養不足が挙げられます。
水を使うことが多い家事仕事は手荒れの大きな原因となります。
【あかぎれ、ひび割れ、かゆみの対策】
・石鹸で手を洗う時は敏感肌用石鹸にする
・手を洗う回数を減らす
・手を洗った後は必ず拭く
・手を洗った後はハンドクリームを塗る