ネイルサロンでは、ネイルやジェルの前に甘皮のケアを行います。
甘皮のケアを行うことで、爪先が美しく、ネイルが剥がれにくくなるという利点があります。
甘皮は爪のキューティクルであって、手入れを怠ると甘皮部分が角質化してしまい、
トラブルの原因となったり、正常に爪が成長することを邪魔したりしてしまいます。
そのため、定期的にネイルサロンに通う中で甘皮のケアを行なっていくことが大切です。
 
また、甘皮のケアは自宅で簡単に行うこともできます。
この時に必要なのは、ハンドクリームと綿棒だけで大丈夫です。
最初に、指先にしっかりハンドクリームを塗り込みます。
その後、お湯に指先をつけて3分ほど角質や甘皮が柔らかくなるのを待ちます。
甘皮が柔らかくなった頃を見計らって綿棒を使って、
指先の甘皮部分を優しく、くるくると擦って不要なキューティクルをとるようにします。
この時、力任せに甘皮を押すのは爪先を傷めることにつながるので絶対に行ってはいけません。
これを、左右共に順番に作業していきます。
不要な甘皮が取れたなと感じたら、再び爪先にハンドクリームをたっぷり塗り込んで終わりです。
この時、キューティクルオイルなどを持っている場合は、このオイルを利用するのも良いでしょう。 
 
甘皮のケアは、やりすぎないこと、取りすぎないことが大切です。
また、甘皮のケアは月に2回程度を目安として行っていくのが良いでしょう。
甘皮が角質化することで、爪の成長などを邪魔してしまいますが、
ケアのしすぎによって炎症などを引き起こし、指先のトラブルにつながることもあるからです。
甘皮のケアを始めると、やり過ぎてしまいますが、やり過ぎることでトラブルにつながるため適度なケアを行いましょう。